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「ナラティブ」とは何か。有限会社パイン・リンクの考え

スタッフブログ

2026.09.29

最近「ナラティブ・コンサルティング」の普及に努めているわけだが、さてこの「ナラティブ」とは何なのか。よく聞かれたりする。

端的に言えば「物語」のことなのだけど、ちょっと「語り」フレーバーがのってて、主観的な意味合いが強い言葉になっている。学術論文などアカデミックな世界でも結構使われていていたりして。

これまで数多くの人のインタビューを行って、それを文字にしてきた私が、何か新しい軸を…と考えた時に、まずは徹底的に1時間お話を聞き、それを整理はするけれども修正することなく、矛盾があればそのままで、平易な文章にしたらどうなるか…という試みを始め、その作成した文章を「ナラティブ」と名付けてみた。

ヒアリングだけでも頭が整理されるという方もいらっしゃったのだが、さらに「ナラティブ」を改めて読むと、いろいろな思いが巡るという方も。こんな風に始めたサービスだったのだけど、キャリコンの人をお話をしていたら、実際キャリアの世界には、「ナラティブ・アプローチ」を使ったコンサル手法があるとのことで、ちょっとびっくり。

この分野だとマーク・L・サビカスという、アメリカの心理学者の「キャリア構成理論」という考え方が有名なのだけど、ざっくりいえば、社会構成主義という考え方をベースに、自身の歩みの物語を自分なりの価値観で捉えることができるという理論。改めてこの理論を勉強してみると、なんか私、結構この理論通りのことをやってるじゃんと思ったりして^^;。

さらに弊社の場合は、作成した「ナラティブ」を大学院時代に学んだ質的分析(要するに文章の分析)手法を使って分析、より人生テーマに合わせたわかりやすい形でのアウトプットを提示できるようにもなってきた。一度作成した「ナラティブ」は様々な用途があるし、無限に修正も可能だ。

最近この「ナラティブ」という言葉、結構世の中で頻出するようになってきて、「ナラティブ経済学」なんて本も出てた(思わず買った^^;)。意味がそれぞれ違ったりするのだけど、とにかく私は上記の意味で使っている。

田中勲

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